先日の党首討論が各テレビで繰り返し放映されていますが、
その中の福田総理の一言
“かわいそうなぐらい苦労しているんですよ”
このフレーズがとても印象的に残っています。
福田総理が就任してから“あ〜そうなんですか”“そのうち何とかなるでしょう”
“何かやることあるのですか”など、言葉そのものの記憶は曖昧ですが、
他人事発言が多い印象があります。
今回の発言は、他人事発言とも違い、自分の都合発言ですが、
どうも、総じて、国民感覚が分かっていないんでしょうね。
発言の真意は分かりませんが、自民党の既成勢力?族議員?などからの圧力もあり、
民主党の小沢代表もその辺は分かるだろうから、配慮してくれということかなと思います。
民主党の今回の対応が良いか悪いかは別として、政治的な圧力や配慮が、
国民にとってなにが良いのかということを差し置いて優先されるのが感じられました。
党首討論の数日後、福田総理が主催して開かれた「桜を見る会」でも、
“物価が上がるとか、しょうがないことはしょうがないのだから、
耐えて工夫して切り抜けていくことが大事だ”という発言がありました。
また、出た、他人事発言。
耐えて工夫して切り抜けていくことは、言われなくても、そうする必要に迫られている。
各自がそれぞれに対応しているなか、一国の総理に
“しょうがねえだろう”と開き直られると腹が立つ。
総理であれば“ここまでやったので、皆さんの力も借りたい”というなら
まだ救われるのでしょうが、政治は何もしない、何も出来ないという姿勢では。
いろいろな話題で薄れてしまった年金問題を始め、後期高齢者医療制度での高齢者と
現役世代の両者への負担増、物価高による家計の逼迫など、
政治がやらなければ誰がやれるというのでしょう。
政治は頼りにならないので自己防衛で、というなら、
暴論ですが、強制徴収の年金制度は廃止してもらいたい。
支払っている年金保険料を各自で貯蓄する方が、まだましなのではと思う。
後期高齢者医療制度の率直な感想は、年を取れば取るほど、
医療費負担は減少するものだと思っていたので、え?逆じゃないの?という感じです。
※扶養からも外れるらしいので、現役世代の所得控除が減り増税になるかもしれません。
原油高による物価上昇は、いろいろなところで感じることができ、
一発で致命的なダメージにはならないかもしれませんが、
ボディーブローのように効いてきそうです。
このままだと景気も悪くなりそうですね。
原油高と物価上昇そのものは止められないかもしれないので、
10年近く減少を続けている個人所得を伸ばす方向が欲しい。
今春の騒動は、ガソリン税の暫定税率を発端に始まりましたが、
その余波は住宅を始め、いろいろな分野にも及んでいます。
期限限定や特例などが多い複雑な税制を骨格が揺るがない
仕組みで簡素化してもらいたいものです。